3rdschool様 — 自社計測にもとづく診断と提案 2026.07.29

AI可視性
診断報告デッキ

保護者がAIに「吉祥寺でおすすめのプログラミング教室は?」と聞いたとき、3rdschoolの名前は挙がるのか。90回の計測でわかった現在地と、2026年8月の実行計画をご報告します。

対象3rdschool様(吉祥寺・子ども向けプログラミング教室)
計測期間2026年7月24日〜7月29日(累積90セッション)
作成日2026年7月29日
構成全39枚(本編37枚+付録2枚)

操作: キー・クリック・スワイプでスライド移動 / Esc で一覧表示 / 上付きの数字はクリックで出典へ移動します。

02はじめに

結論を先に申し上げます。

詳細は本編でご説明しますが、90回の計測から見えた要点は次の4つです。

  1. 事実 AIはすでに3rdschoolを推薦することがあります。ただし90セッション中23回(26%)、4回に1回です。出るときは強く、1位・筆頭が11回ありました。
  2. 事実 勝敗はくっきり分かれています。AIがGoogleマップの店舗データを参照した回は10戦10勝、Web記事を検索した回は0勝13敗でした。
  3. 解釈 Web経路で負ける原因は「順位が低い」ではなく「掲載自体がない」ことです。AIが読む比較サイト(コエテコ等)に3rdschoolが載っていません。
  4. 提案 2026年8月の1ヶ月で6つの施策に並行着手し、月末に同一条件で再計測して効果を確かめます。

計測データの出典は、本資料を通じてすべて自社計測(2026年7月24日〜29日・90セッション)です。

03はじめに

目次 — 全体像から各論へ進みます。

前提の解説から始め、計測結果の全体像、その要因、そして施策と計画の順にご説明します。項目をクリックすると該当スライドへ移動します。

この資料の読み方(凡例)

事実 計測・調査で確認できたこと / 解釈 計測結果から読み取った見立て / ⚠ 要照合 事実と異なる可能性のある描写 / 提案 実行計画

本文の上付き数字(例: [1])は出典リンクです。クリックすると最終ページの出典一覧へ移動します。

041. 前提

AEOとは、AIの回答に自社を登場させるための施策です。

AEO(Answer Engine Optimization / アンサーエンジン最適化)は、ChatGPTのような「答えを返すAI」に自社が引用・推薦される状態を作る取り組みを指します。LLMO・GEOと呼ばれることもありますが、ほぼ同義です[1]

これまでの検索(SEO)

検索結果にリンクの一覧が並び、保護者が自分で開いて比べる。

順位はほぼ固定で、「何位に出るか」を競う。

AI検索(本資料のテーマ)

AIが数校だけを名指しで推薦し、説明文まで作る。

固定の順位は存在せず、同じ質問でも回答は毎回変わる。

解釈 この資料で扱う問いはひとつです。「保護者がAIに教室を尋ねたとき、その回答に3rdschoolの名前が挙がるか」。挙がらなければ、比較の土俵にすら乗れません。

051. 前提

保護者の情報収集は、すでにAIに移りはじめています。

国内外の調査を数字で確認します。いずれも公開されている調査の確認済みデータです。

37%
日本のユーザーが生成AIで検索
20代では50%超[2]
45%
地域の店・教室探しにAIを使う消費者
1年で6%→45%に急増[3]
-34.5%
AI要約表示時の検索1位サイトのクリック
30万キーワード調査[4]
23
AI経由訪問者の登録率
流入0.5%が新規登録の12.1%を生む[5]

市場の本気度

AEO計測ツール大手は2026年2月に評価額10億ドル(ユニコーン)で9,600万ドルを調達し、Fortune 500の1割が顧客です[6]。国内でも電通デジタル[7]・サイバーエージェント[2]が専門組織・サービスを開始しています。

061. 前提

AIの回答は毎回変わる。だから「3回中何回出たか」で測ります。

AIの回答は同じ質問でも毎回変わります(確率的に生成されるため)。Googleの検索順位のような固定の「順位」は存在しません。1回の結果で判断せず、同じ質問を3回ずつ投げて判定します。

◎ / ◯

定着

3回中3回、または2回登場。AIの中に定着している状態です。

境界線上

3回中1回だけ登場。出たり消えたりする不安定な状態です。

×

不在

3回中0回。その質問ではAIの選択肢に入っていません。

3×3AI

計測の単位

1つの質問につき9セッション。偶然の1回に惑わされない設計です。

この◎◯△×の3状態(定着・境界線上・不在)が、以降のすべての結果表の読み方になります。

071. 前提

AIごとに読んでいる情報源はほぼ別物。だから複数AIで測ります。

1つのAIで見えても、別のAIでは見えない — これが実態です。海外の大規模調査がそれを裏づけています。

3.8%
4つのAIすべてに共通する引用元
16万プロンプト規模の調査[8]
7
1つのAIにしか出ない情報源
72〜73%のドメインが単一AIのみ[8]
最大90%
時間とともに入れ替わる引用元
AEO計測大手の分析[9]

解釈 だからAI可視性の計測は「複数AI × 複数回」が定石です。本計測ではChatGPT・Gemini・Claudeの3つを対象に、同じ質問を各3回ずつ実施しました。

082. 計測の設計

3つのAIに同じ10問を3回ずつ — 累積90セッション

2026年7月24日から29日にかけて、履歴の影響を受けない統制条件で計測しました。

期間2026年7月24日〜7月29日
対象AI(3つ)ChatGPT(無料版・標準モデル)/ Gemini(Gemini 3.6 Flash・無料版)/ Claude(Claude Sonnet 5・無料版)
統制条件すべて新規チャットで実施(履歴の影響を受けない状態)
試行数同じ質問を各AIに3回ずつ(AIの回答は毎回変わるため、1回では測れない)
規模質問10問 × 3AI × 3試行 = 90セッション
記録項目3rdschoolの登場有無/順位(n位/m校中)/登場した全ブランド/3rdschoolがどう説明されたか(原文)/競合がどう説明されたか/AIが引用・表示した情報源/回答形式(Web検索・地図検索・内部知識)

「無料版」を使う理由: 保護者が実際に使う条件に合わせるためです。計測条件は最終ページにも再掲します。

092. 計測の設計

AIに投げた質問の原文です。

実際の保護者の聞き方を想定して11問を設計しました(質問11は8月の定点計測から追加します)。このスライドは下にスクロールできます。

#想定する親質問文(原文)計測状況
質問1低学年の保護者小学校低学年の子どもがいます。吉祥寺のプログラミングスクールでおすすめはありますか?3回×3AI 完了
質問2低学年の保護者小学校低学年の子どもがいます。武蔵野市のプログラミングスクールでおすすめはありますか?完了
質問3中学生の保護者中学生の子どもがいます。吉祥寺のプログラミングスクールでおすすめはありますか?完了
質問4中学生の保護者中学生の子どもがいます。武蔵野市のプログラミングスクールでおすすめはありますか?完了
質問5指定なし(一般)吉祥寺の子供向けプログラミング教室でおすすめはどこですか?完了
質問6指定なし(一般)吉祥寺でプログラミングを習える子供向けの教室を教えてください完了
質問7指定なし(一般)吉祥寺で子供向けのロボット教室はどこがおすすめですか?完了
質問8小3男子の保護者小3の息子がScratchでゲームを作りたがっています。吉祥寺で良い教室はありますか?完了
質問9小学生の保護者マイクラ好きの小学生に合うプログラミング教室、吉祥寺周辺でありますか?完了
質問10指定なし(一般)吉祥寺あたりで子供がAIについて学べる教室はありますか?完了
質問11小学生の保護者
(動機ベース)
ゲームばかりしている小学生に、何か学びになる習い事をさせたい。吉祥寺でプログラミング教室はどう?未計測(8月の定点計測から追加予定)

質問設計の意図

  • 質問1〜4 = 学年×エリアの基本形(吉祥寺/武蔵野市 × 低学年/中学生)
  • 質問5・6 = 学年指定なしの一般形(語形2種で聞き方の揺れを検証)
  • 質問7〜10 = 興味・教科の切り口(ロボット/Scratch/マイクラ/AI)でどのテーマと結びついているかを検証
  • 質問11 = 「教室名を聞く前」の検討段階で名前が挙がるかを見る動機ベースの質問

103. 現在地

現在地: 90回中23回。4回に1回、AIは3rdschoolを挙げました。

事実 累積90セッションの全体成績です。登場した枠では上位で出る一方、登場しない枠でははっきり不在という結果でした。

23/90
登場回数(26%)
4回に1回登場
11
1位・筆頭での登場
登場時の平均順位 2.1位
5.4%
シェア・オブ・ボイス
全AI回答のべ423言及中23回
8位/25
業界内順位(25ブランド中)
首位は69回 = 3rdschoolの約3倍
3/90
公式サイト(3rdsch.jp)の引用
ChatGPT 2回+Claude 1回

解釈 「出るときは上位で出る(平均2.1位)」ため、課題は評価のされ方ではなく登場回数そのものです。どの枠で出て、どの枠で出ないのか — 次のマトリクスで分解します。

113. 現在地

同じ質問でも、AIによって成績はまったく違います

事実 ChatGPTが最も弱く(30回中3回)、GeminiとClaudeは30回中10回で並びました。

ChatGPT3/30
Gemini10/30
Claude10/30

バーは3rdschoolの登場回数(各AI30セッション中)。シェア・オブ・ボイスはChatGPT 1.9%(156言及中3回)/Gemini 7.5%(134言及中10回)/Claude 7.5%(133言及中10回)。

ChatGPT 解釈

最も弱い。武蔵野市×中学生の質問でのみ1位2回。

Gemini 解釈

3rdschool像を最も深く正確に知っている。

Claude 解釈

Googleマップ検索が走った時だけ圧勝(筆頭9回)。

123. 現在地

定着マトリクス — 勝ち枠と負け枠がくっきり分かれています。

事実 10問×3AIの30マスを「3回中何回登場したか」で塗り分けました(各マス3試行)。

3/3回登場(定着) 2/3(定着) 1/3(境界線上) ×0/3(不在)
質問ChatGPTGeminiClaude備考
質問1 吉祥寺×低学年 × 4位1回 × Geminiで1回出て消えた
質問2 武蔵野市×低学年 × 2〜3位で安定 × Geminiの定着枠
質問3 吉祥寺×中学生 × × × 全AI不在の最弱質問
質問4 武蔵野市×中学生 1位2回・5位1回 × 筆頭2回 ChatGPT唯一の定着枠
質問5 吉祥寺×指定なし × × 1位2回 吉祥寺で初めて勝てた質問
質問6 吉祥寺×指定なし(語形違い) × × 3回とも1位 Claude最強の枠
質問7 吉祥寺×ロボット × 3〜4位 2位1回 Gemini吉祥寺初の定着
質問8 吉祥寺×Scratch×小3 × 3位2回 1位2回・公式サイトリンク初表示 実態最強の結びつきが数字でも出た
質問9 マイクラ × × × 需要が大きいのに完全不在=最大の穴
質問10 AI教室 × 3位1回・AI文脈なし × 後援実績はゼロ言及。ロジカルAIスクールが9/9独占

133. 現在地

勝ち枠は「武蔵野市」「指定なし」「ロボット・Scratch」。
負け枠は「学年指定」「マイクラ・AI」。

解釈 前のマトリクスを言葉にすると、次のように整理できます。

勝ち枠(定着している質問)

  • 「武蔵野市」のエリア語(質問2・4)
  • 「吉祥寺×指定なし」の一般形(質問5・6)
  • テーマ = ロボット・Scratch(質問7・8)

負け枠(不在の質問)

  • 「吉祥寺×学年指定」(質問1・3)
  • コンテンツ語 = マイクラ・AI(質問9・10)

最大の穴 質問9(マイクラ)は、子どもの興味として需要が大きいのに9セッション中0回の完全不在でした。質問10(AI)も、武蔵野市教育委員会後援のAIイベント実績があるにもかかわらずゼロ言及です。

なぜこのような分かれ方をするのか — 次のスライドで、勝敗を分けている構造をご説明します。

144. 発見

地図検索なら10戦10勝。Web検索なら0勝13敗

事実 Claudeの回答を情報経路で分解すると、Googleマップの店舗データを参照した回(プレイス検索)は10戦10勝(筆頭9回・2位1回)、Web記事を検索した回は0勝13敗でした。

保護者の質問 「吉祥寺でおすすめは?」 AI(Claudeの例) どの経路で調べるか 「場所×施設」型の質問 「マイクラ」「AI」など コンテンツ・概念語入り プレイス検索(Googleマップの店舗データ) 10戦10勝 筆頭9回・2位1回 — 3rdschoolの独壇場 Web検索(比較記事・ポータルサイト) 0勝13敗 検索結果89件に3rdsch.jpは0件

事実 ClaudeのWeb検索は通算13セッションで計89件の検索結果を表示しましたが、3rdsch.jpは一度も含まれませんでした

解釈 勝敗はエリアでもテーマでもなく、「AIがどの情報経路を引くか」で決まっています。3rdschoolはGoogleマップ経路では無敵、Web記事経路では存在しません。

154. 発見

地図経路の勝因は、Googleビジネスプロフィールの評価5.0×レビュー16件

事実 Googleビジネスプロフィール(GBP: Googleマップに表示される店舗情報)のレビュー件数は、吉祥寺圏の子ども向けプログラミング教室で圧倒的1位です。

3rdschool16件
スタープログラミングスクール5件
IT KiDS4件
Geeked3件

GBPレビュー件数の比較(青=3rdschool・灰=競合上位グループ)。3rdschoolは評価5.0×16件。

事実 レビューの一文がそのまま推薦理由に

レビュー内の「Scratchコース受講中」という一文を、ClaudeがScratchの質問(質問8)への適合根拠として直接引用し、筆頭で推薦しました。同じ回では「HP: https://3rdsch.jp/」の公式サイトリンクも表示されました(GBPのウェブサイト欄由来)。

事実 評価が低いと地図経路で「格下げ」

LITALICOワンダー(GBP評価3.8・否定的レビューあり)は、テキスト検索では1〜2位常連なのに、プレイス検索が走った回では簡素な紹介に格下げされました。

海外調査も同じ構造を示しています

AIに見つかる地域事業者のGoogleレビューは平均133件、見つからない事業者は平均11[10]。消費者の31%は「4.5星以上しか検討しない」、74%は3ヶ月以内の新しいレビューを重視します[3]

164. 発見

Web経路の敗因は、順位ではなく「掲載自体がない」こと。

解釈 AIが読む比較記事・ポータル群(コエテコ等)に3rdschoolが載っていない — これがWeb経路0勝の直接原因です。

事実 ChatGPTの1位2回の正体

ChatGPTで1位を取った2回は、いずれも3rdsch.jp自体がChatGPTの検索にヒットした回です(武蔵野市の質問。公式サイトが「武蔵野市」の語に強いため)。マップカード型の表示では吉祥寺で一度も出ていません。

事実 マイクラ・AIでは地図が走らない

質問9(マイクラ)・質問10(AI)ではClaudeのプレイス検索が一度も走らず、すべてWeb検索でした。負け経路に強制的に入る質問群です。

事実 GBPレビューの語彙=検索適合性

GBPレビューの語彙はそのまま質問への適合性になります(「Scratchコース受講中」の実例)。レビューに学年・コース名・ツール名が入る設計が効きます。

経路の分岐則(解釈)

「場所×施設」型の質問(〜教室を教えて)→ 地図検索が走りやすい = 勝てる
「マイクラ」「AI」などコンテンツ・概念語入りの質問 → Web記事が厚いためWeb検索が優先 = 負ける

Web経路の性質(海外調査)

ChatGPTの引用の43.8%は「おすすめX選」型のリスト記事です[11]。また引用の28.3%は従来検索でほぼ無名のページで、検索順位とは別の勝負になっています[12]。つまり「リストに載ること」自体が入場券です。

175. AIからの見え方

AIの中には、実態に合った3rdschool像が定着しはじめています。

事実 90セッションの回答原文から、繰り返し観測された描写を集計しました。いずれも実態に合致するポジティブな内容です。

AIによる描写観測回数・出所
「カリキュラム優先ではなく、子どもの興味・意欲に合わせて進める」Claudeの登場10回のほぼ全て(GBPレビュー由来)+ChatGPT 1回
「評価5.0(16件)で最も評判が良い」Claude複数回(最上級表現つきの筆頭推薦)
「生徒3人に講師1人の少人数個別指導」Geminiで一貫(7月24日から全期間)
「武蔵野市の学校現場でのプログラミング教育支援」Geminiで一貫
「Scratch・ロボット(WeDo)のコース」Gemini
「発表や交流を大切にする」Gemini
「カフェのような落ち着いた雰囲気」Claude(GBPレビュー由来)
「駅近・マリオンワンビル地下1階」Gemini・Claude(番地まで正確)
「対象は小学生〜高校生」Gemini 1回(正確に描写された初の例)
「サードプレイス型の学習教室」Gemini 1回(校名の意味を理解している)

GeminiとClaudeで描写の出所が違う点に注目してください。Geminiは内部知識、ClaudeはGBPレビューを読んでいます。

185. AIからの見え方

一方で、事実と異なる可能性のある描写が5つ観測されました。

⚠ 要照合 特に「中高生向け」への偏りは、低学年の保護者への推薦から外れる恐れがあり、優先して正すべき誤描写です。

描写出所何が問題か
⚠「中高生向けのSTEAM教育/本格IT教育」ChatGPTで3回小学生対象が抜け落ちている。低学年の親への推薦から外れる恐れ
⚠「デザインやデジタルクリエイティブも学べる」ChatGPT 1回出所不明の描写
⚠「脱力系でアットホーム」Gemini 1回公式表現ではない。受け取られ方が不安定
⚠「3か月単位でコース切替」Gemini 1回出所不明
⚠「宿題の負担をかけない」Gemini 1回出所不明

事実 AIは競合の固有名詞も間違えました(観測5例)

教室名の誤記2件/実在しない校名の生成1件(他社のレビュー・評価データが実在しない校名に紐づけて紹介された)/系列関係の誤結合2件。

解釈 AIは放っておくと間違ったことを言います。正しい一次情報をWeb上に置くことが自衛になります(誤描写を監視する必要性の根拠でもあります)。

195. AIからの見え方

一度も言及されなかった「空白」があります。

事実 定着でも誤描写でもなく、そもそもAIの回答に一度も現れなかったイメージです。

0/9

マイクラ

質問9で9セッション中0回。完全不在。需要の大きさを踏まえると最大の穴です。

0/90

AI学習・後援実績

武蔵野市教育委員会後援「AI×プログラミング博士になろう!」は全90セッションで言及0回。

0/90

料金

全期間で言及0回。競合のスタープログラミングスクールは月額15,400円が引用された例があります。

未検証

不登校・居場所

該当の質問を未実施のため未検証です(今後の計測候補)。

解釈 空白は「AIが知らない」だけで、悪印象ではありません。情報を置けば埋まる余地です。マイクラ・AI・料金は施策③④で直接埋めにいきます。

206. 競合

全AI回答のべ423言及のうち、3rdschoolは23回(8位/25ブランド中)。

事実 シェア・オブ・ボイス(SoV: AI回答に登場した全ブランド言及のうち自社が占める割合)の全体像です。首位は69回で3rdschoolの約3倍です。

1LITALICOワンダー69
1スタープログラミングスクール69
3プログラボ51
4IT KiDS45
5ステムアカデミーキッズ33
6栄光ロボットアカデミー29
7プログラミング教育HALLO24
83rdschool23
9QUREO15
10ロジカルAIスクール11
11Swimmy10
12Geeked9
13CoderDojo吉祥寺8
14レゴスクール吉祥寺6
15AiQ吉祥寺校4
3rdschool 競合ブランド 単位: 言及回数(のべ423言及中)

16〜25位: ステモン3・Tech Chance! 3・ヒューマンアカデミーロボット教室3・Life is Tech! 2・その他6ブランド各1(計17言及)。3rdschoolの内訳はChatGPT 3/Gemini 10/Claude 10。首位2社の内訳はLITALICOワンダー25/27/17、スタープログラミングスクール24/21/24。

216. 競合

カテゴリ語が入ると、推薦される顔ぶれ(棚)は総入れ替わりします。

事実 「ロボット」「Scratch」「マイクラ」「AI」— 質問のテーマ語ごとに、まったく別の王者が観測されました。

ロボット(質問7)

栄光ロボットアカデミー 9/9

ロボット特化の校名・コース体系。コエテコのロボット枠ランキングが引用される。

Scratch(質問8)

スタープログラミングスクール 9/9

自社ブログのScratchコース紹介記事がChatGPTに3回連続引用された。

マイクラ(質問9)

IT KiDS

ChatGPT・Geminiで全試行1位。「マイクラッチJr./マイクラッチ」という専用コース名を持つ。

AI(質問10)

ロジカルAIスクール 9/9

全試行で筆頭。要因は次のスライドの「4点セット」。

解釈 カテゴリ語で「棚」は総入れ替わりします(ロボットの棚では首位常連のスタープログラミングスクールが消え、栄光ロボットアカデミーが9/9の王者になりました)。新しいカテゴリの棚は先行者が総取りしています。

226. 競合

開校1年前後の新顔が、AIの棚で9セッション全て筆頭を独占。

事実 ロジカルAIスクールは、AIの質問(質問10)で9セッションすべて筆頭でした。要因は再現可能な「4点セット」に整理できます。

  1. カテゴリ名(AI)入りの校名・ドメイン — 質問のテーマ語と校名が一致している。
  2. 自社で書いた比較記事 —「吉祥寺の子ども向けAI教室・プログラミング教室を徹底比較」(自社サイトのブログ)。
  3. PR TIMESのプレスリリース — 開校リリースがClaudeの検索に3回とも表示された。
  4. コエテコ掲載 — AIが最も頻繁に読む比較ポータルに載っている。

解釈 全体のシェアでは10位(11言及)の教室が、特定の棚では全勝 — つまりこの4点セットは規模がなくても機能する、模倣可能な先行事例です。吉祥寺の同業がすでにAEOで勝っています。

236. 競合

「自社で記事を書く→AIが引用する」は、本計測で4件実際に起きています。

事実 仮説ではなく、90セッションの中で観測された事実です。

  1. ロジカルAIスクールの自社比較記事が、マイクラの質問(質問9)でClaudeの検索にヒットし、自社が推薦枠入り。LITALICOワンダーの紹介文の出典までこの記事でした。
  2. 同校はAIの質問(質問10)で9戦全勝。Claudeの検索6件中3件が自社発(自社サイト+自社記事+PR TIMESリリース)でした。
  3. スタープログラミングスクールの自社ブログ(Scratchコース紹介)がChatGPTに3回連続引用され、Scratch枠9/9。「AI時代」と題したブログ記事もAIの質問で引用され続けました。
  4. 対照: 3rdschoolは引用されうる自社記事がゼロ → ClaudeのWeb検索13セッション・89件に一度も登場せず。条件差は「引用されうる記事の有無」だけです。

 実は、ロジカルAIスクールの比較記事には3rdschoolも載っています。しかしAIが引用したのはロジカルAIスクールとLITALICOワンダーの部分のみでした。「記事に載っている」だけでは不十分で、記事内での扱われ方(見出し・推薦文脈)まで影響します。自社記事なら、扱われ方を自分で設計できます。

247. 情報源

AIが読んでいた情報源を3つの層に整理しました。

事実 90セッションでAIが引用・表示した情報源の全体像です。どの層でも「3rdschoolが載っていない場所」が多いことがわかります。

層1: 比較ポータル・ランキングサイト(AIが読む「おすすめリスト」)

サイトAI回答・検索結果への登場3rdschoolの掲載状況
コエテコ(coeteco.jp)21セッション(90中)。全AI・全カテゴリで登場する唯一の常連未掲載
コドモブースター4セッション武蔵野市6位掲載。ただしAIの引用は上位5校で切られ圏外
理ナビ2セッション(ChatGPTが引用)掲載ページあり(強化余地)
その他(techgym記事4・個人ブログ「ロボえもん」4・kichifan 3・キッズスクール2・robot-school.info 2・プロリア1・子どもスクールナビ1)個人ブログですら繰り返し引用される = 参入障壁は低いいずれも未掲載

層2: 各教室の公式サイト・自社記事

引用最多クラスはスタープログラミングスクール22回・プログラボ22回・IT KiDS 20回(ChatGPTの出典として)。質問の型と一致する個別記事を持つ教室がその質問枠で引用されます。3rdsch.jpの引用は全90セッションで3回のみ

層3: 新しく発見された経路

GBP — Claudeの地図検索・ChatGPTのマップカードの源泉。3rdschool最強の経路(10戦10勝)。
PR TIMES — ロジカルAIスクールの開校リリースがClaude検索に3回表示。
自社比較記事 — 前スライドの実例のとおり。

257. 情報源

結論: 掲載・強化を目指す先は、この順番です。

情報源の分析から導かれる優先順位です。ローカルSEOの年次専門家調査も「AI検索では第三者サイトでの言及が新しい被リンクにあたる」と位置づけています[17]

  1. コエテコ — 最優先。21/90セッションに登場する唯一の全AI・全カテゴリ常連。ここに載っていないことがWeb経路0勝の最大要因。しかもコエテコ自身が2026年2月に会話型AIレコメンド機能を導入し、掲載13,000教室超のデータをAIの学習データに活用すると発表済み(掲載=AIの学習素材入り)[13]
  2. Googleビジネスプロフィール — 既に最強。レビューをさらに増やし「学年・コース名・ツール名」が入る設計にする(守りと攻めの両方)。
  3. コドモブースター — 6位→5位以内に上げる(AIの引用は上位5校で切られた実績があるため)。
  4. 理ナビ — 既存掲載ページの情報充実(写真・コース・料金)。
  5. プロリア等の新顔ポータル — 順次掲載申請。
  6. 自社発の記事・リリース — 層3の経路を自分で作る(詳細は施策④)。

掲載の窓口(調査済みの事実)

コエテコ = 運営者向け問い合わせ→契約→掲載(有料。定額プランと成果連動プランの2種)[14] / コドモブースター = 有料(無料掲載は不可と明記)[15] / プロリア = 掲載希望フォームあり(料金の明記なし・要問合せ)[16]

268. 施策

まず全体像 — AEOの打ち手は6つの領域に分かれます。

海外の定石に基づく分類です[18]。各領域の「3rdschoolの現在地」は本計測の結果から記載しています。

領域何をする場所か3rdschoolの現在地(計測結果より)
A自社サイトの土台
AIが読める・引用できる状態にする(技術・構造・FAQ)
引用3/90回。対象年齢・料金・コース別ページなし
B自社サイトのコンテンツ
質問の型と一致する記事・一次情報を置く
引用されうる記事ゼロ(0勝13敗の直接原因)
CGoogleビジネスプロフィール
ローカルAI検索(地図経路)の主戦場
5.0×16件で圏内最強。10戦10勝
D第三者媒体への掲載
AIが読む「おすすめリスト」に入る
コエテコ未掲載が最大の欠落
E自社発メディア・PR
note・YouTube・プレスリリースで言及の面を広げる
すべて未着手。競合に成功実例あり
F計測・運用
同一質問セットの定点観測で効果検証
本計測で基盤完成(質問11追加予定)

この6領域マップに沿って、優先順位→各論の順でご説明します。

278. 施策

「やる意味はあるのか」— 実名の先行事例で答えます。

海外・国内・そして吉祥寺の同業に、すでに成果の実例があります(いずれも公開情報・確認済み)。

HubSpot(自社実践)

+1,850%

FAQ・質問形見出し+パブリッシャー提携+コミュニティの3本柱で、AI経由の有望リードが1,850%増。AEO経由リードの成約率は他チャネルの3倍[19]

Apollo.io

63%

ブランド認知プロンプトでの引用率63%を達成[20]

Intercore Technologies
(地域の法律事務所 = ローカルビジネスの例)

156

ページを質問回答型に再構成しFAQを拡充 → AI可視性68%・AI推薦経由の新規クライアント156件[20]

Ramp / MongoDB

7 / +50%

AI可視性の計測・改善サイクルでRampは7倍、MongoDBは50%増[21]

Speee(国内・自社実践)

1位

約100パターンのプロンプト計測→改善のサイクルで、Gemini上の「第1位推奨率」を競合内トップに[22]

ロジカルAIスクール(本計測で観測)

9戦9勝

自社比較記事+PR TIMES+コエテコ+カテゴリ名の4点セットで、AIの棚を全勝独占。吉祥寺の同業がすでにAEOで勝っています。

288. 施策

効果の薄いことはやりません。投資判断として明記します。

流行の施策でも、データが効果を否定しているものは後回しにし、浮いた工数を優先施策①〜⑥に集中投資します。

構造化データ(スキーマ)タグの網羅実装

1,885ページの実験でAI引用への効果なし[23]

llms.txt等の新技術ファイル・ページ速度改善

1万のローカル事業者調査で相関が弱い[10]

文字数を増やすだけの長文記事

引用されるのは「質問と型が一致する記事」であって長い記事ではない(本計測のスタープログラミングスクール・ロジカルAIスクールの実例と整合)。

解釈 AEOは「技術タグの競争」ではなく「正しい場所に正しい一次情報を置く競争」です。だからこそ、大手でなくても勝ち筋があります。

298. 施策

優先順位 — 結論を先に。①GBP → ②コエテコ → ③公式サイトから。

提案 8月はすべて並行で着手します。この順位は投資の重みづけとレビューのためのものです。

  1. 施策① GBPレビュー強化(領域C)— 既に勝っている経路をさらに固める
  2. 施策② コエテコ掲載(領域D)— 最大の欠落を埋める
  3. 施策③ 公式サイト整備(領域A+B)— 誤描写を正し、受け皿を作る
  4. 施策④ プレスリリース配信+自社記事(領域E)— 競合が実証済みの新経路を移植する
  5. 施策⑤ YouTube発信(領域E)— 同上(言及の面を広げる)
  6. 施策⑥ 定点観測の固定化(領域F)— 効果を測る仕組みを固定する

解釈 並び順の考え方: 「既に勝っている経路を固める(①)→ 最大の欠落を埋める(②)→ 誤描写を正し受け皿を作る(③)→ 競合が実証済みの新経路を移植する(④⑤)→ 効果を測る仕組みを固定する(⑥)」。

以降、各施策を「何をするか/計測結果からの根拠/海外・国内の定石からの根拠/8月の動き」の4点セットでご説明します。

308. 施策 — 各論 1/6

施策① GBPレビューの「語彙設計」強化 領域C

最強経路(地図検索10戦10勝)の源泉であるレビューを、量・鮮度・語彙の3面から強化します。

何をするか

体験直後・作品完成・発表会など満足のピークでレビューを依頼するオペレーションを作ります。依頼時に「よければ、お子さんの学年と受講コース名(Scratchゲームコース等)・使っている教材名を一言入れてください」と添えます。

目標: 8月中に+10件(16件→26件)

計測結果からの根拠

プレイス検索10戦10勝の源泉がGBP。レビュー内「Scratchコース受講中」の一文が質問8への適合証拠として直接引用され、筆頭になりました。レビューの語彙=検索適合性です。

海外の定石からの根拠

1万のローカル事業者調査で、AIに見つかる事業者のGoogleレビューは平均133件、見つからない事業者は平均11件[10]。消費者側も、地域ビジネス探しにAIを使う人が1年で6%→45%に急増。31%は「4.5星以上しか検討しない」、74%は3ヶ月以内の新しいレビューを重視[3]。レビューの量×鮮度×内容がローカルAI推薦の主要入力です。

8月の動き

第1週に依頼カード・声かけ台本を作成し、以降毎週運用します。

318. 施策 — 各論 2/6

施策② コエテコ掲載の獲得 領域D

Web経路0勝の最大要因である「未掲載」を解消します。あわせて他ポータルも底上げします。

何をするか

コエテコに教室情報の掲載を申請し、写真・コース説明・体験予約枠まで整備します。あわせてコドモブースターの順位向上(体験申込の導線を一部コドモブースター経由に誘導)・理ナビの既存ページ充実・プロリア等への掲載申請を進めます。

計測結果からの根拠

コエテコは21/90セッションに登場する唯一の常連で、3rdschoolのWeb経路0勝の最大要因が未掲載。コドモブースターは「6位掲載でもAIの引用は上位5校まで」を実測済みです。

海外・国内の定石からの根拠

ChatGPT引用の43.8%は「おすすめX選」型リスト記事[11]で、引用の28.3%は従来検索でほぼ無名のページ=検索順位とは別の勝負[12]。ローカルSEOの年次専門家調査は「AI検索では第三者サイトでの言及が新しい被リンクにあたる」と位置づけます[17]。さらにコエテコ自身が会話型AIレコメンドを導入済みで、掲載データがそのままAIの学習素材になります[13]

8月の動き

第1週に申請し、月内掲載を目指します(掲載は有料。定額プランと成果連動プランの2種[14])。

328. 施策 — 各論 3/6

施策③ 公式サイトの一次情報整備 領域A+B

AIに間違われたくない事実を、公式サイトに数字と日付入りで置きます。誤描写への自衛でもあります。

何をするか(5点)

  • 対象年齢(小1〜高校生)を明記した独立セクション
  • 料金ページ
  • コース別独立ページ(Scratchゲームコース/ロボットコース)
  • よくある質問(FAQ)ページ — 料金・対象年齢・教材名・振替など、AIに間違われたくない事実を数字と日付入りで
  • 「AI×プログラミング博士になろう!」(武蔵野市教育委員会後援)の開催報告記事

計測結果からの根拠

ChatGPTで「中高生向け」と3回誤描写され小学生対象が欠落(公式サイト冒頭の「小中高生向け」表記だけでは弱い)。料金は全90セッションで言及ゼロ。後援実績は記事が存在しないため全AIに不可視。ChatGPTの1位2回はいずれも公式サイトが検索にヒットした回=公式サイトの強化はChatGPT攻略に直結します。

海外の定石からの根拠

HubSpotは「質問形の見出し・FAQ・用語集」をサイト内施策の柱にし、AI経由の有望リード1,850%増を報告[19]。AIが引用するページは通常の検索結果より平均25.7%新しく[24]、ChatGPTの最頻引用ページの76.4%は過去30日以内に更新されています[12]。一方、構造化データタグの追加だけではAI引用は増えません[23]。投資すべきは技術タグではなく中身=一次情報とFAQです。

8月の動き

第2週に集中制作・公開します。

338. 施策 — 各論 4/6

施策④ プレスリリース配信+自社記事(note・ブログ) 領域E

ロジカルAIスクールが実証した経路を、そのまま移植します。

何をするか

  • PR TIMESで「武蔵野市教育委員会後援イベント開催報告」等のリリースを配信
  • noteまたは公式ブログで「吉祥寺の子ども向けプログラミング教室ガイド」型の比較・ガイド記事を公開(自社の扱われ方を自分で設計する)
  • マイクラ・ゲーム好きの子向けの切り口記事も候補

計測結果からの根拠

ロジカルAIスクールの4点セット(自社比較記事+PR TIMES+コエテコ+カテゴリ名)がAI枠9戦全勝を作った実例を観測済み。PR TIMESリリースはClaudeの検索に3回表示されました。地域×ガイド型の記事は個人ブログですら繰り返し引用される、参入障壁の低い領域です。

海外・国内の定石からの根拠

Web上のブランド言及量はAI可視性と最も強く相関(相関0.664。言及量上位25%のブランドはAI可視性10倍)[25]。日本のAI引用ドメインはYouTube1位・note2位・PR TIMES6位[26]。国内分析では生成AIが引用するプレスリリースの60.5%がPR TIMES(AI回答81,895件の分析)[27]。ただし海外調査ではリリース原文の引用は0.4%に留まり、報道・記事化された「アーンドメディア」が39.5%と主役[28] → リリースは「配信して終わり」でなく、地域メディア・教育メディアでの記事化・転載まで狙う設計にします。小さな商圏ほど少量のPRでもローカルAI推薦に効くという調査もあります[29]

8月の動き

第3週にリリース1本+記事1〜2本を公開します。

348. 施策 — 各論 5/6

施策⑤ YouTubeでの発信開始 領域E

AI可視性と最も強く相関するチャネルに、小さく着手します。

何をするか

教室紹介・生徒作品(Scratchゲーム実演)・「AI×プログラミング博士になろう!」の様子などの動画を公開します。タイトルに「吉祥寺」「子ども」「プログラミング教室」「Scratch」を含めます。

計測結果からの根拠

直接の計測はまだありません。今後の定点観測で効果を検証します(正直にお伝えします)。

海外・国内の定石からの根拠

75,000ブランドの海外調査で、YouTube上のブランド言及はAI可視性との相関が最も強いシグナル(相関0.737。被リンクより強い)[30]。日本のAI引用ドメイン調査でもYouTubeは1位です[26]

8月の動き

第3〜4週に1〜2本を公開します。

358. 施策 — 各論 6/6

施策⑥ 定点観測の固定化 領域F

施策の効果は「同じ質問セットの定点比較」でしか測れません。今回の90セッションが比較の基準点(ベースライン)になります。

何をするか

今回の質問セット(質問1〜11。11を追加)を固定し、月1回、同一条件(3AI×各3回)で再計測します。

見る指標: 登場率/1位回数/シェア・オブ・ボイス/誤描写の有無/引用された情報源の変化。

計測結果からの根拠

AIの回答は毎回揺れるため、施策の効果は「同じ質問セットの定点比較」でしか測れません。今回の90セッションがベースラインになります。

海外の定石からの根拠

AI回答の引用元は時間とともに最大90%入れ替わるという分析があり[9]、単発の計測では効果を語れません。またSEOとAI検索対策を統合運用する組織の81%が成果を報告する一方、マーケティング責任者の45%は「AI上の自社可視性を正確に測れていない」[31]=計測の仕組みを持つこと自体が競争優位です。

8月の動き

8月末(第4〜5週)に第1回の定点再計測を実施し、施策前後を比較します。

369. 計画

2026年8月 — 1ヶ月で全て実行し、計測まで終えます

提案 週次の実行カレンダーです。6施策すべてに着手し、月末に効果測定の第1回を行います。

期間実行内容
第1週8/1〜8/8 ①GBP: レビュー依頼オペレーション開始(依頼カード・声かけ台本作成)/②コエテコ掲載申請・コドモブースター/理ナビ/プロリア対応開始/⑥質問セット凍結(質問11を追加登録)
第2週8/9〜8/15 ③公式サイト: 対象年齢・料金・コース別ページ・FAQ・後援イベント開催報告記事を制作・公開
第3週8/16〜8/22 ④PR TIMESリリース配信+比較・ガイド記事公開(note/ブログ)/⑤YouTube 1本目公開
第4週8/23〜8/31 残タスク完了 → ⑥同一質問セットで定点再計測(3AI×3回×11問=99セッション)→ 施策前後の比較レポート
9月以降 月次の定点観測を継続(効果は数ヶ月単位で測る)。四半期でコンテンツの鮮度更新

レビュー依頼と定点計測は9月以降も毎月の定常運用に組み込みます。

379. 計画

最後に、正直にお伝えしたいことがあります。

期待値を正確に共有することが、この取り組みを続けるうえで最も大切だと考えています。

保証はありません — 確率を上げる投資です

AIの引用は確率的で、「やれば必ず1位」の保証はどこにもありません。やることは「引用される確率を上げるレバーに投資し、確率の変化を定点観測すること」です。

効果には時間差があります

AIの学習データ更新には時間差があるため、8月末の再計測で全てが動くわけではありません。効果の一部は数ヶ月遅れて現れます。だからこそ、月次の定点観測(施策⑥)を仕組みとして固定します。

解釈 それでも今始める理由は明確です。地図経路の10戦10勝という強い土台がすでにあり、Web経路の敗因は「掲載がない」という単純で埋められる欠落であり、吉祥寺の同業が同じ手順で勝てることを証明済みだからです。

38付録

用語集

本資料で使った用語のまとめです。

AEO(Answer Engine Optimization)ChatGPT等の「答えを返すAI」に自社が引用・推薦される状態を作る施策。GEO・LLMOもほぼ同義。
シェア・オブ・ボイス(SoV)AI回答に登場した全ブランド言及のうち、自社が占める割合。
GBP(Googleビジネスプロフィール)Googleマップ・検索に表示される店舗情報。評価・レビューを含む。
プレイス検索AIが回答を作る際にGoogleマップの店舗データを参照する経路(本計測でのClaudeの挙動)。
Web検索経路AIがWeb記事・比較サイトを検索して回答を作る経路。
定着/境界線上/不在同じ質問3回中、3〜2回登場=定着(◎◯)、1回=境界線上(△)、0回=不在(×)。
想起ブランド名を出さない質問(「おすすめは?」)で名前が挙がること。

39付録

計測条件の再掲と出典一覧

計測条件(再掲)

対象AI: ChatGPT(無料版・標準モデル)/Gemini(Gemini 3.6 Flash・無料版)/Claude(Claude Sonnet 5・無料版)。すべて新規チャットで同一質問を各3回、2026年7月24日〜29日に累積90セッションを実施。計測データの出典はすべて自社計測です。

AI検索の仕様変更により、本資料の数値は変動しえます。最新の状況は月次の定点観測でご報告します。

出典一覧(クリックで各元記事が開きます)

  1. LLMO(LLM最適化)とは? — Speee Marketing Insights
  2. AI時代の検索マーケティングを支援する新組織「AI Searchマーケティング事業本部」を新設 — サイバーエージェント
  3. Local Consumer Review Survey 2026 — BrightLocal
  4. AI Overviews Reduce Clicks by 34.5% — Ahrefs
  5. Does AI Search Traffic Convert Better? 0.5% of Visitors Drove 12.1% of Signups — Ahrefs
  6. Profound Raises $96M Series C at $1B Valuation — Profound
  7. GEO/LLMOソリューション — 電通デジタル
  8. Do AI Engines Cite the Same Sources? Study of 161,286 Prompts — Writesonic
  9. Exclusive: As AI Threatens Search, Profound Raises $96 Million(Fortune) — Yahoo Finance
  10. New Study of 10,000 Local Businesses Reveals What AI Actually Uses(Insites) — National Law Review
  11. Do Self-Promotional "Best" Lists Boost ChatGPT Visibility? Study of 26,283 Source URLs — Ahrefs
  12. 67% of ChatGPT's Top 1,000 Citations Are Off-Limits to Marketers — Ahrefs
  13. 「コエテコ byGMO」が会話型AIによるプログラミング教室レコメンド機能の提供を開始 — GMOインターネットグループ
  14. プログラミング教室運営者さま 教室を掲載しませんか? — コエテコ byGMO
  15. 教室掲載のお申込み(掲載は有料) — コドモブースター(株式会社イトクロ)
  16. プロリアへの掲載希望のお問い合わせ — プロリア プログラミング
  17. 2026 Local Search Ranking Factors — Whitespark
  18. Answer Engine Optimization (AEO) Course — Ahrefs Academy
  19. How HubSpot Became the #1 CRM in AI Search [A Case Study] — HubSpot
  20. Answer Engine Optimization Case Studies That Prove the ROI of AEO — HubSpot
  21. Customers — Profound
  22. 【自社事例を公開】LLMO対策の成功事例 — Speee Marketing Insights
  23. We Tracked 1,885 Pages Adding Schema. AI Citations Didn't Budge — Ahrefs
  24. Do AI Assistants Prefer to Cite Fresh Content? — Ahrefs
  25. 90+ AI SEO Statistics (Fresh and Original Data) — Ahrefs
  26. AI検索で引用されるドメイン、YouTubeが首位維持!noteは5位→2位に急上昇【Ahrefs調べ】 — Web担当者Forum
  27. 生成AIが引用するプレスリリースの60.5%はPR TIMES(AI回答81,895件分析) — Optyino.ai(株式会社Wallabee)
  28. AI Search Visibility Report March–April 2026(5.35M Citations, 8 LLMs) — Meltwater
  29. I Studied How AI Recommends Local Businesses(Simon Moser) — Entrepreneur
  30. YouTube Mentions Are the Strongest Signal of AI Visibility(Ahrefs 75,000-Brand Study) — The Next Web
  31. Semrush Releases Expanded 2026 AI Visibility Index(126M Prompts) — Semrush

本資料はここまでです。Escで一覧表示に戻れます。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。